!育成苦労お助け隊! IT業界で育成を担当する人たちへ。

Tag Archives: 適性

適性を判断するために確認する点

SEの育成を行なっていると、エンジニアに向いている人とそうではない人の2通りになることが分かります。まず適性があるといえる人材は、基本的に物事の効率化を進めるのが好きな人です。エンジニアが行うシステム開発は、クライアントが抱える課題を解決するようなシステムを組むことで、効率よくその課題を解決するというものです。さらにそのコーディング作業を見ても、適性の有無を判断できます。

この仕事に向いている人は、無駄のない美しいコードを書いているという共通点があります。これはプログラミングスクールでも見られる現象ですが、優秀なエンジニアは無駄を嫌うためにシンプルなコードを書く癖がついているからです。育成を行う中で、そのような適性を見出すことができます。そして、そのような人は現場のコーディング作業だけに留まらず、プロジェクト全体を管理するリーダーとしての素質を持っていることも多いものです。

この仕事は誰もが行えるわけではなく、やはり適性の有無が重要となります。プロジェクト全体の効率化を進んで行える人材でなければ、なかなか必要なスキルは備わらないものです。その点を判断してSEを育てることで、それぞれの能力を活かせる仕事に就かせることができます。これは企業にとっても適材適所という面において、効率よく人材を活用することにつながります。その点において、それぞれの適性を的確に把握することが大事であると分かります。